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日本橋界隈は、言わずと知れたサブカルチャーの聖地です。週末ともなれば、アニメグッズや漫画などを買い求める人でごった返します。通りを眺めていると、男性もいれば女性もいます。そして年齢層の幅も実に幅広く、驚くはず。

さて、そんな日本橋界隈において、「漫画やアニメ関連の書籍」を探そうと思うとお店選びから迷ってしまいます。老舗のアニメイトをはじめ、様々な店舗があるからです。

そこで、特にコミックやアニメ関連の書籍にフォーカスしてそれぞれのお店の違いをまとめていきたいと思います。

同人誌の古書店からスタートしたお店

まずご紹介するのが、「とらのあな なんば店」です。とらのあなは、もともと東のサブカル聖地・秋葉原で同人誌を中心に取り扱う古書店としてスタートしました。その後、あれよあれよと言う間に拡大をしていき、今では日本橋に複数店の店舗を構えるまでになっています。サブカル好きの人には「とらのあな」もしくは「あな」や「とら」と言われたりするお店です。もちろん、店名はタイガーマスクのレスラー養成施設である「虎の穴」に由来します。

日本橋には大きく分けて「とらのあな なんばA店」と「とらのあな なんばB店」になります。

A店は、主に一般向けのコミックやライトノベル、さらに成年向けコミックなどを扱います。また、同人誌や同人ソフトの取り扱いがあります。

B店は、女性向けの商品を主として取り扱う店舗と考えてもらえればと思います(一部、CDやグッズ関連の取り扱いもあります)。

筆者は男性ということもあり、なかなか、いや、かなりB店に入るには度胸がいるため今回のレポートではA店のお話を中心にさせていただきます。

 

お店はオタロード沿い。ビルの2〜3階にあります

 

お店への行き方は、なんばCITYからなんさん通りを東に進み、オタロード北側の入り口まで行きます。そしてオタロードを南進。この際、左側を眺めて行けば、徒歩数分程度でオレンジ色の「とらのあな」という看板が目に入ってきます。

階段をトントンと登って行けば、一般向けのコミックなどを取り扱う店舗の2階に到着します。

コミック雑誌の品揃えが豊富

フロアに足を踏み入れると、まずは平積みにされたコミックの単行本、そしてコアなコミック雑誌が陳列されているのが目に入ります。特に、コミック雑誌はなかなかのラインナップ例えば、「月刊コミック アライブ」や「ドラゴンエイジ」あるいは「月刊コミック電撃大王」など。およそコンビニの雑誌コーナーではお目にかかれない代物が平積みで置かれています。こうしたマニアックなコミック雑誌は、大手書店でもそうそう扱いはありません。そのため貴重な存在と言えるのではないでしょうか。雑誌はワンブロック確保されているので結構力を入れています。

もっとも、立ち読みができないようにしっかりとフィルムでカバーされているため、試しに買うというのはなかなか勇気がいるのは事実です。例えば、気に入ったコミック単行本があれば、それが掲載されている雑誌を「最新話を読むついでに」買ってしまうというのが一つの買い方かもしれません。

平積みされているコミック単行本に目をやると「私の百合は仕事です」や「間違った子を魔法少女にしてしまった」など、コアな漫画だけれども一読の価値があるものがしっかり平積みされていて抜け目がありません。

一方、フロアの壁際に設置された本棚にはライトノベルがずらりと並んでいます。こちらもしっかりした品揃え。一般的な漫画(ただしコアなもの)で「あの本が欲しいんだけど」というものは無いものは無い、というラインナップです。

(ただし、ドラえもんといったごくごくオーソドックスな子供向け漫画は見当たりませんので悪しからず)

注目すべきは幅広い「商品ジャンル」に対応した同人コーナー

さて、とらのあなで注目したいのは同人コーナーです。もう少し詳しく言えば、とらのあなは決して「同人誌ばかり」を集めた店舗では無いということです。むしろ、同人誌であればメロンブックスあたりの方が品揃えの気合いが入っています。とらのあなのポイントは、同人誌だけではなく同人ゲームだったり、同人CD(音楽ソフト)などもきちんと揃えているということが挙げられます。面積的にも2階フロアーの奥ワンブロックが同人ソフトのコーナーとして確保されていて、しっかり平積みされているためお店のおすすめから商品選びをできるということが嬉しい限り。ここら辺は、もともと同人誌の古書店からスタートした店舗であるということに由来する力の入れ方なのだと考えられます。

また、サブカル好きの心くすぐるポイントとしては、例えばコミケに参加したことで知られる叶姉妹のクリアファイルを販売していたり。グッズでもつぼを押さえた展開です。グッズで言えば、特典付きのコミックについては一覧化された状態で陳列するなどユーザーフレンドリーなお店づくりです。

「とりあえず迷ったらとらのあな」と考えれば良いのでは無いでしょうか。

なお、成年コミックフロアーは3階にあるのですが、文字通り自主規制でまとめるのは控えておきます。ただ、一言「すごい」です。ご興味があればお立ち寄りのほどを。一方、とらのあなB店は「秘密の花園」です。そのため行ってはみたいですがまとめることができないこと、お許しいただければと思います。

 

店舗情報

 

とらのあな なんば店A&なんば店B

なんば店A住所:大阪市浪速区日本橋 3-8-16 安田ビル2F~3F

なんば店B住所:大阪市浪速区日本橋3-7-6 日本橋無線ビル1F~2F

営業時間(各店共通):月〜木 11時〜21時 金 11時〜21時30分 土日祝 10時〜21時

年中無休

電話:0800-1004-315(11時〜20時 全日)

ホームページ:http://www.toranoana.jp/shop/nanba/