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最近、日本橋の食パン事情が面白くなってきました。というのも、名店というお店が出店したり、新規店舗として開業したりしているためです。

今回取り上げるお店は、「オーサムベーカリー」と言います。

こちらのお店、実は大阪府吹田市を本拠地として、大阪市福島区にもお店を抱えるチェーン店になります。といっても、目立った店舗はこの程度です。

しかも、福島区にある店舗といっても、コンテナを改造してもともとはコインパーキングだったところに開業した簡易店です。本気を出したチェーン店と言えば日本橋が代表格となる格好です。

着実にファンを掴んできた実績を持つ名店

実はオーサムベーカリーは、パン好きにはなかなか知られた存在でした。

福島区に開業した簡易店舗は、当初、コンテナを改造したごくごく簡易なお店でした。しかし、地元の人達の胃袋をがっちり掴み始めると、売り切れが頻発。急遽コンテナの個数を増やしてお店を大型化した経緯があります。

吹田市の本店の方はと言えば、地元のイベントに出店すると、人気の食パンなどはあっと言う間に売り切れるほどの実力を持っています。実直に味で勝負し、ファンを増やしていった隠れた名店なのです。

 

店舗はEKIKANに入店。パリにでもありそうなおしゃれな店構え

 

お店の場所は、日本橋の南海電車高架下を活用した「EKIKAN」という商業施設にあります。なんばCITYの南側を出て、南海線沿い(日本橋側の道)を行けば、ほどなくしてお店が目に入ります。

大きなガラス扉の店舗。窓には「awsome bakery」と洒落た書体でプリントがされています。この店舗だけ見ると、本当にパリの街角にあってもおかしくないような美しいデザイン。中を覗き込むと、大きなレジカウンターがあり、タイル張りのあしらいが美しいです。そして更に奥には、ガラスで仕切られたベーキング機器が並べられた厨房が見えます。せっせとパンを焼いている姿が見えます。

 

お目当ては「食パン」です

 

さて、アラフォーの私はこうした洒落た店舗に入るのはちょっと緊張したりするのですが、お目当てのパンがある以上入らないわけにはいきません。

意を決してドアを開けます。「いらっしゃいませー」とチェックシャツにデニム生地のこれまた洒落たユニフォームに身をつつむ店員さんの声が響きます。

お店に入ると、右手には惣菜パンや菓子パンなどが並べられた販売ゾーン。右手にはカウンター席が4席分。そして2人がけの席が3セットほど置かれています。他のオーサムベーカリーの店舗はイートインできないスタイルですが、こちらは可能なのです。それだけでもポイント高し!です。

訪れた当日のお目当ては「山ののこだわり食パン(税込540円)」です。キョロキョロと探すと、ありました。サッとトレーに入れてお会計をすることにいたします。この日は日本橋を散策して疲れていたこともあり、別途アイスコーヒー(税込300円)を注文し、休憩することにしました。

オーサムベーカリーのおすすめメニューについて

 

さてさて、ここいらでオーサムベーカリーのおすすめメニューについて触れておくことにしましょう。こちらのパン屋さんで食べて間違いないのは、さきほど触れた「食パン」と「クリームパン」です。

まずは、食パンについて。実際は家に帰ってから厚切りにたっぷりとバターを塗って食しましたが、そのときの感想をば少々。

食感はもっちりとしています。もっちりパンにありがちな重さはありません。あくまで喉越しは柔らかく軽い。加えてほどよい甘みがあります。私はバターを塗って食べるのが好きですが、パンの味をストレートに味わいたい人ならば、何もつけずにそのままでもおいしいと思うのではないでしょうか。しかもかなり大きいサイズでありながら、お値段は540円ですから、普段使いの食パンとしてはうれしい限りです。

次に制覇すべきは、クリームパンです。こちらはパン生地までもがとろりと柔らかく仕上がっています。そのため、店舗でトレーにうつす際は、ヘラでこそげるように取らないと崩れてしまうのではないかと思うほど。

クリーム部分も嫌なくどさがないので、サクサク食べられます。これはご近所のお家に遊びに行くときなど、たくさん買ってお土産で持っていけば喜ばれることが確実な品です。

この2品は来店時に是非外さず買って帰って欲しいところです。

 

店内では気配りが見られるポイントが随所に!

店内で、ぼんやりコーヒーを飲んでいると、「チーン!」という音が響きます。振り返ってみると、備え付けのトースターから温めたパンを取り出すお客さんの姿がありました。なるほど、買ったパンを自分で温められるようにトースターが置かれています。その他にも濡れナプキンなどもあり、配慮があるつくりです。

一方、カウンター席にはケータイを充電できるようなコンセントも設けられているではないですか。

ちょっと散策した後に、疲れたらこちらで飲み物とおいしいパンを、といった使い方ができるわけです。

これは足繁く通ってしまいそうな予感がする店舗が日本橋にまた増えた、という印象です。

 

店舗情報

 

オーサムベーカリー

住所:大阪市浪速区難波中2-11-1EKIKAN

電話:06-6630-6500

営業時間:8時〜20時

定休日:不定休