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まぜそばって最近非常に注目を集める麺類のジャンル、ではないでしょうか。油そばもその1ジャンルだったりします。それに加えて、オリジナル系のまぜそば、たとえばラー油やらマヨネーズやらをたっぷりまぶして食べるタイプもあります。しかしながら、本家、王道といえば「台湾まぜそば」ではないでしょうか。

日本国内でまぜそばが認知される以前から、台湾ではもはや国民食的に愛されているものといえるでしょう。そんな台湾まぜそばが日本でも、というか日本橋でもしっかり食べられるお店があります。それが「台湾まぜそば・台湾ラーメン 薫」です。

 

オタロードから少し東。見逃すはずのないお店

 

さて、お店への行き方についてですが、これは至極簡単。まず、なんさん通りをオタロードの北側入り口まで進みます。その後、オタロードを南下。右手にアニメイトやメロンブックスが入ったビルが見えたら左折。すると、ちょうど通り沿いに「台湾まぜそばVS台湾ラーメン」という文字がでかでかと描かれた看板が目に入るはずです。

「しかし、VSって」という一抹の違和感が。というのも、戦わなくても両方ともおいしければ、どっちも仲良く味わえばいいのに、と思ったからです。なんだったらカップルや友達で一緒にお店に言ってまぜそばとラーメンを別々に注文して食べ比べるということだってできます。そんな楽しみ方があったっていいではありませんか。私のなかではむしろ&な気がしてなりません。

というのも、詳しくは後ほどまとめますがおいしいからです。

食券機でチケット購入後に入店するスタイル

 

こちらのお店は入店前に店先にある食券機でチケットを購入し、入店するスタイルになっています。店名の通り、まぜそばもラーメンも揃っています。少しラインナップを紹介すると、まぜそばは「まぜそば(780円)」にはじまり、「まぜそば肉増し(930円)」や「まぜそば玉ダブル(880円)※トッピングの卵黄が2つ入り」などとなっています。一方、ラーメンは「台湾ラーメン(690円)」をはじめ、こちらも「台湾ラーメン肉増し(840円)」といったバージョン違いがあります。そのほかに、とんこつラーメンも置いていたりとバリエーション豊富です。また、ラーメンセットとして丼ものがついたものもあります。

今回はオーソドックスにまぜそばをオーダーです。

 

店内はシンプルなカウンターで構成されています

 

店内に足を踏み入れるとカウンターだけの構成です。ちょうどおすし屋さんのように横長に延びるカウンターがあり、そこにイスが置かれているといった具合です。そのうちのひとつに腰掛けて、食券を店員さんに手渡します。

すると、「アリガトウゴザイマスー」と日本語とは異なるイントネーションで応じられます。どうやらアジアの方です。「むむ、本場の台湾の人が作るのか?」と色めきたちますが接客だけのようでした。若干がっかりです。しかしながら、接客はとてもてきぱきしており好印象があります。「こうしたお店って味でも失敗しないんよね」と勝手に想像してしまいます。

 

いざ実食。正統派の台湾まぜそばに感心

 

ほどなくしてまぜそばが到着します。

深めの白いどんぶり。ぱっと見は麺が見えません。具材で麺がしっかりと覆われています。その具材はといえば、青ねぎと白ねぎのざく切りがたっぷり。そして真打ちのひき肉炒めがこれでもかという量で載っています。忘れてはならないナッツもしっかり。台湾風まぜそばでナッツがないのはいただけないものですから、うれしいところです。そして中央には卵黄がデンと構えます。その上から、結構な量の一味唐辛子が振りかけられているではありませんか。

「ううむ。まさに王道の見た目だわ」とうなります。

早速「天地返し」の要領で、下に隠れた麺を持ち上げてまぜまぜします。きちんと卵黄が全体に行渡ったところで実食開始です。ずずっとすすると、まず驚くのは麺のうまさ。どこかたまごっぽいテイストもあり、シコシコ具合は強めです。スープを楽しむよりも麺を楽しむ意味合いが強いまぜそばにおいて、このシコシコ感はうれしいものです。タレはといえば、オーソドックスな甘辛です。ただ、ここにちょっとピリ辛に味付けされたひき肉。カリカリと食感の楽しいナッツ。時々アクセントになる一味唐辛子が交代で襲い掛かってくるのです。「アクセントになる脇役の面白さがあるから、タレはベーシックなのね!」と思わず納得してしまいます。一気に食べきってしまいました。

こちらのお店はお酢などで味の調整をできる旨のアナウンスがポップなどでされてはいます。しかしながら、オーソドックスな台湾風まぜそばは、逆に薬味を足しすぎると味の方向性を見失う嫌いがあります。こちらのお店もそうです。そのため、食べる際は、そのまま一気に食べてしまうのが賢い方法ではないかと思います。

 

(店舗情報)

台湾まぜそば・台湾ラーメン 薫

住所:大阪市浪速区日本橋4-15-11

営業時間:11時〜23時

定休日:無休