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どもー、サブカルチャーライターのtakeover(武雄バージョン)です。

 

独自の体当たり的手法により、『AcureZmaid』(アキュアーズメイド)様のスタッフさんにインタビューを実施させていただける運びとなりました!

AcureZmaid』様に感謝するとともに、この感動を余すところなく伝えられるよう、精霊よ小生に力を与えよ!

 

 まさかのインタビュー敢行!

 

雨のオタロード。ここに、傘も差さずに走り続ける男がいた。

男は一目散にオタロードを南へと駆ける。

オタロードにはびこるJKたちにはわき目も振らず。

男は急いでいた。ある約束を果たすために。

 

そう、小生です。

やっぱり、約束の時間が夕方6時半なのに難波駅614分着の電車に乗ってしまうと慌てますね。

なんとか5分前に『萌えぷら』前に到着しました。

  

今日もひとりのメイドさんが、傘を差しながらチラシを配っています。

オタロードに咲くメイドさんの姿って、素敵ですよね。

暑い日も、雨の日も、このオタロードに立ち続けるメイドさんたちは立派です。彼女たちがオタロードを彩ることで、メイド文化というブランドは守られてきたわけですから。

 

小生は彼女に声をかけ、インタビューに来た旨を伝えます。

「ありがとうございます。ご案内いたします」

亜麻色の髪のメイドさんでした。ビルにはエレベーターはありませんので、小生と一緒に3階まで階段を上ってくれます。

 

 

 

カードショップ潰れてる!?

 

 

「お掛けになってお待ちください」

亜麻色の髪のメイドさんが冷えたおしぼりを差し出してくれます。

 

間もなく、今日インタビューを受けてくれるメイドさんがやってきました。

なんと、お店の外から。

「お帰りなさいませ」

黒髪にセミロングおさげのメイドさんがけなげにも小生に笑いかけてくれますが、階段を上ってきたためか少し息が上がっています。

 

小生は気づいてしまいました。

お店の外からやってきたということはつまり、このメイドさんも外でチラシを配っていたということです。

小生が最初からこちらのメイドさんに話しかけていれば少なくとも亜麻色の髪のメイドさんは階段をのぼる羽目にならずに済んだわけですね。ハハハ。

 

この一件で「申し訳ないことをしたッ!」と小生のメンタルはすでにボロボロ!

果たして無事にインタビューを終えることはできるのか!

 

 インタビュー・ウィズ・アキュアーズメイド

 

「今日はどうなさいますか?」

「あ、アロマハンド30分で」

アロマハンドにもフットバスが付くそうで、足湯で温まりながら手のツボを押してもらって癒し効果は倍増です。

 

小生はアロマフットと同じリクライニングシートの施術室へと案内されました。

 

 

軽装に着替え、メイドさんを待ちます。

やってきたのはおさげのメイドさんではありませんでした。

フットバスをもってやってきたのは、いつか小生が初めてこのお店を訪れたとき、施術をしてくれた金髪のメイドさんです。

小生はこのメイドさん推しなのでちょっとラッキーでした。

 

「お久しぶりです」小生から声をかけます。

「あら、今日もフットリフレですか?」金髪のメイドさんは顔を上げ、微笑んでくれました。

「いや、今日はハンドをやってもらおうかと」

「そうなんですね」

これだけのやりとりでも、なんだか柔らかい雰囲気に癒されてしまいます。

 

少し雑談を交わしていると、おさげのメイドさんが戻ってきました。

優等生っぽい雰囲気にメイド服が良く似合っています。

耳の前に垂らした黒髪が可愛らしいメイドさんです。

 

フットバスに浸かりながら、アロマハンドがスタートです。

期間限定のペパーミントの香りがするオイルを使ってもらいます。

「緊張してます?」

微笑んでオイルを手に取るおさげのメイドさんからは、さわやかな香りがします。

メイドさんの真っ白な両手が小生の右手をオイルで包み、手のひらのツボから順に刺激してくれます。

反射的に脳髄へと駆け上がる眠気ッ!

「小生、このインタビューのために原稿も作ってイメージトレーニングしてきたんだけど、たった今、質問しようと思ってたこと忘れたでござる」

口調もおかしいッ! どちらが取材しているのか分からない小生の落ち着きのなさッ!

「うふふ、スリーサイズ以外なら何でも答えますよ?」

そして、インタビュー開始ッ!

 

「このお店で働き始めたきっかけを教えてほしいでござる」

「わたし、もともとオタクで、よくオタロードを歩いてたんですけど、このお店が前身の『リトルラビット』だったときにお店の先輩に声をかけられたんです」

「スカウトってこと?」

「そうですね。さっきの金髪のメイドさんもスカウトされた子ですよ。お客さんとしてこのお店に来て、スカウトされる子もいます」

なんともユニークな採用方法だと思ってしまう小生でした。

 

「お客さんの年齢層を教えてほしいでござる」

「若い方は10代から、年配ですと75歳のお客様もおられました。『背中を押せ! 押せ!』『お腹空いてないか、コロッケ食べなさい』って感じで」

「元気な75歳でござるな。後期高齢者とは思えぬ」

「最近見かけられないのでひょっとすると……」

「メイドさんが失礼なこと言わないでください」

多いのは20代~30代とのこと。会社帰りに立ち寄る方が多いのだとか。

 

「おさげのメイドさんのヲタ趣味を教えてほしいでござる」

「なんでも見ますよ。マンガ、アニメ、ゲーム、全部好きです。マンガだったら女性向けのが多いですけど」

BLでござるか?」

いともたやすく行われるセクハラである。

BLはあんまり……ジャンプ系とか読みますね。『ハイキュー』とか」

「お客さんとはどんな話をすることが多いのでござるか」

「相談されることが多いです。なぜか。仕事の悩みだったり、恋愛相談だったり。恋愛から婚活まで相談されます(笑)」

「お客さんにとって、心を許せる相手なのでござるな」

「好きな人へのメールの返信を代筆したこともあります(笑)」

「それ、そのあとが続くのか心配でござる(笑)」

「最初から最後まで見届けたお客さんもいますよ。『今から婚活パーティ行くんだ』って話してもらってから、結婚式にも招待されかけました」

「家族同然!? まるで本物のメイドさんでござる!」

肩書をどう紹介するつもりだったのかが非常に気になるところです。

 

「わたし、もともと事務員だったんですよ。WordとかExcelの資格も持ってます」

「どうりで物腰柔らかで落ち着いておられる。小生よりしっかりインタビューを展開していただきかたじけない。痛み入ります」

「ライターさんってちょっと憧れますよ」

「しょ、小生に?」

「わたし、ライターみたいな文章を作る仕事には憧れてて、学生のころは編集者とかになりたかったんです。高校時代3年間で図書館の本を400冊くらい借りたし、大学もそっち系に進んで、校正の資格も持ってます」

「すごい万能なメイドさんでござる。ウチにも欲しい。嫁に怒られるけど」

右手のマッサージを終え、メイドさんの両手が小生の左手を包もうとしたその時……

「あ、結婚指輪……」

小生、アロマハンドを受けるのに指輪を外すのを忘れるという痛恨のミス!

慌てて外し、絶対に無くさない場所にしまっておきます。

「小生には嫁と1歳の息子がいて、息子かわいいです」

「大事にしてあげてくださいね。わたしも子供好きなんですよ。きょうだいが多くて、お姉さんの子供とか見てたから。大きくなってくると抱っこするのも大変ですよ(笑)」

そう言いながら、おさげのメイドさんは小生の腕のツボをギュッと押してくれます。

「かたじけない……」

気持ちよさで、脳がじわっと痺れています。

 

ここまでおよそ25分。残り時間は5分といったところですが、小生はところどころインタビューの記憶がありません。

そもそもアロマリフレを受けながらインタビューをしようという企画自体に無理がありました。

癒しと仕事なんて両立しませんよ。両立するはずがないんです(逆ギレ)

「もうインタビューなんてどうでもいいね。脳みそ溶けそうでござる」

最後の力を振り絞り、最後の質問です。

 

「『AcureZmaid』らしさって、何でござろうか?」

「色んな子がいて、十人十色で個性的なんですけど、みんないい子なんです。マッサージの研修も厳しくて、泣いちゃう子もいるくらいなんですけど、一緒に働いてる子がいい子たちばかりだから頑張ろうって思えます。確かな技術と色んな個性を持った子たちがいることが、このお店らしさなのかな」

「マッサージがすごく本格的でござる。経営者がマッサージの会社であったか?」

「そうなんです! 今は離れちゃったんですけど、もともとは衣装もポロシャツで駅前とかにマッサージのお店を出していた会社だったんです。日本橋にお店を出すことになって、オタロードってことでメイドリフレとして始めることになりまして(笑)」

「そこでスカウトされたのでござるな」

「お店で資格も取らせてもらえて、バリ式のマッサージの資格も持ってます」

「資格いくつ持ってるの!?」

これにて、インタビュー終了です。

 

このあと緊張から解き放たれた小生は、マッサージが終わってからも5分くらいボーっとしてお茶の準備ができているのに施術室から出てこないという失態を犯すのであった。

 

 『AcureZmaid』の魅力

 

このお店のメイドさんは誰もが本格的なマッサージを習得しています。ホームページ上でも『本格的メイドリフレ』をうたっていますが、その看板に偽りはありませんでした。

それは前身の『リトルラビット』時代からの伝統なのでしょう。

 

しかし、このお店の魅力はそれだけではありません。

AcureZ』には個性的ながらも、どこかふわりとした穏やかな雰囲気を持つメイドさんが集まっています。

類は友を呼ぶといいますが、求人の方法にスカウトが多いためかもしれません。

 

小生の取材に対しても店長さん(メイドさん)がその場で写真撮影の許可などを判断してくれていました。しっかりしたメイドさんがいるんです。

それだけ、働いているメイドさんの意見が採用にもお店の運営にも反映されやすいのでしょう。

 

ただ可愛い女の子にメイド服を着せただけのお店ではありません。

個性豊かな芯のあるメイドさんたちが力を合わせて切り盛りしている、本格的メイドリフレなのです。

 

こだわりのメイド服なのだとか。

よく見ると、スカートが前と後ろで少しだけ長さが違います。

 

AcureZmaid』様、ご協力ありがとうございました。

 

 

メイドリフレ『AcureZmaid

営業時間:平日14:0021:30、土日・祝12:0021:30

定休日:なし

所在地:大阪府大阪市浪速区難波中2-5-12-3F

(オタロード中央部:タイムズ駐車場とアニメイトの中間)